本物に住む 〜ここでは本物の木の空間の良さをご紹介します。〜

湿度と人の快適さ 〜木の家は湿度を調節する天然のエアコン〜 

 人の快適さに影響する気候要素は、温度と風速、そして湿度です。温度と風速をいかに調節しても、湿度が高い環境では快適に感じられません。湿度は人の快適さに最も影響するのです。また、湿度は、衛生面にも重要に関わってきます。適度な湿度・温度での微生物の繁殖は、住む人の健康に影響するのです。木材には多量の水分を保有出来る細胞の集合体で、自然に備わった吸湿・放湿性があります。図はたった5ミリ合板木材を内装材として使用した部屋と、ビニールクロスの内装との比較です。一日を通じて激しい湿度変化のあったビニールクロスの内装に対して、木材の内装の方は、湿度50%前後で一定に保たれています。調湿性能をもつ木材は内装材として、最適であると言えます。

木材の温かさと断熱効果 〜コンクリートの12倍。夏涼しく、冬暖かい〜

 写真はアカマツの顕微鏡写真です。大きめで壁の薄い細胞は春から夏にかけて成長したもの(早材)で、小さめで壁の厚い細胞は、夏から秋にかけて成長したもの(晩材)です。これらの細胞の中は、身近な材料としては最も熱を伝えにくい空気が詰まっています。このため、木材は熱を伝えにくく、断熱材に匹敵する程の効果が期待出来るのです。また、それぞれの建築素材で比較するとコンクリートは杉の12倍、鉄は483倍も熱を伝えやすく、熱の伝えやすさはそのまま触った時の冷たさに関係します。フライパンやなべなどの調理道具の取っ手や柄に木材を使うのは、この性質を利用したんですね。また、人間は熱を奪われるとストレスを感じ、落ち着きがなくなる事が認められています(冷ストレス)。心地良い空間作りには、ただ暖房温度を考えるのではなく、肌に直接触れる素材選びが重要になります。

床材の安全性と快適性 〜高い衝撃吸収力で足への負担軽減〜

 ただ歩いているだけでも、足の裏や膝、腰などに衝撃を受けていますが、その程度は材料によって違います。 たとえば茶碗を布団の上に落としても割れませんが、コンクリートの上に落とすと割れてしまいます。 これは、布団とコンクリートでは、衝撃の吸収力が違うからです。衝撃吸収力の違いを材料別に調べたのが、 図です。割れやすいガラスの玉に砂を詰めて落下させ、どのくらいの高さから落下した時に、 ガラス玉が割れるかを実験したものです。材料によってガラス玉の割れる高さがことなります。 落下高さが高いほど、衝撃に対して柔らかく対応し、衝撃吸収力が大きい事を示しています。 木材は30~40センチですが、プラスチックでは10~20センチ、大理石や人造石では15センチです。 木材がコンクリートやプラスチックより衝撃吸収力があることがわかります。木材がコンクリートなどより、なぜ衝撃吸収力があるのでしょうか。木材はパイプ状の細胞の集合体です。物体が衝突すると、まず表面層の細胞がつぶれ、さらに次の層の細胞がつぶれる というように、順次細胞がつぶれていくので、衝突した物体が跳ね返るまでに相当時間がかかります。衝撃力の大きさはこの時間に反比例するので、時間の長い木材は衝撃を吸収するのです。

目にやさしく美しい木目 〜年輪や木目の視覚的な癒し効果〜

 年輪や木目は、自然が作った芸術品といわれています。その年輪や木目をよく見ると、等間隔ではなく、微妙にゆらいでいる曲線であることがわかります。その独特のリズムは、「1/fのゆらぎ」と呼ばれています。ゆらぎとは連続するもののズレであり、自然界特有の現象です。木のほかにも、小川のせせらぎや小鳥のさえずりなど、心地よさを感じるものにはこのゆらぎがあるのです。 「1?fのゆらぎ」に接すると、人は安堵感を覚え、脳波にはリラックスしていることを示す「アルファ波」が現れます。木に囲まれた空間は、まさに心から癒される場所なのです。

木の香りと健康 〜フィトンチッドの抗菌・消臭効果〜

 健康のために森の中を歩くことを森林浴と呼びますが、人はなぜ森の中に入るとやすらげるのでしょう。一説には、500万年前に地球に誕生した人類は、現代に至るまで森の中で過ごしていたため、本能的にリラックスするということ、そして、木の香りの元でもある、フィトンチッドという物質を発散していることがひとつの理由と考えられています。フィトンチッドは1930年頃、ロシアのトーキン博士によって発表された物質です。身動きができない樹木が、微生物や害虫から自分の身を守るために発散している物質で、これを人間が吸い込むことで、自律神経が安定し活力が増すことが科学的に証明されています。また、フィトンチッドの抗菌性や消臭効果は、環境を浄化する能力があります。森の中には動物の死体や色々な堆積物があるはずなに、それらの悪臭が全く気にならないのは、フィトンチッドが抗菌性や消臭効果を持ち、環境を浄化する能力が有るからと言われています。桜餅や柏餅、笹団子も、すし屋のケースに見られる杉や桧の葉もフィトンチッドの殺菌・消臭効果を利用してなのです。図はヒノキ精油のダニ繁殖抑制効果を示したものです。この様に、ダニを数日で殺す作用がフィトンチッドにはあると言われています。この様に木の香り(フィトンチッド)のする室内は、ダニの発生を抑制する効果が期待できます。

木は燃えやすいのか 〜炭化することで燃えにくくなる木材〜

 木材は空気をいっぱい含んでいるので、熱を伝えにくく、しかも酸素が供給される表面からゆっくり燃えていきますから、急に強度が落ちる事はありません。鉄などは高温になると柔らかくなってしまいますので、熱が伝わらないように耐火被覆して、火災時に急に強度が落ちるのを防止する必要があります。一方、木材の表面が火災によって炭になって失われていく速度は1分間に0.7ミリ程度と非常にゆっくりで、30分で失われるのは約21ミリしかありません。これは、火災によって出来た炭化層が木材を被覆して行くためと言われています。まさに天然の耐火被覆ですね。ゆっくりと燃え抜けていくので、ぶ厚い木材を使用した外壁では、避難までの時間を十分に稼ぐ事が可能と言われています。街中でもログハウスが建築出来るのは、この様な効果を実験で証明し、大臣認定を取得しているからです。

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代表取締役 葛野 耕司
資格、経歴
  • ・一級建築士 第305457号
  • ・構造設計一級建築士 第5104号
  • ・神奈川県知事登録 第15833号

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