1. 建物概要
建物の基本データーの記載があります。建設地、築年数、竣工年、屋根や壁の仕様、地盤についてのデーター、基礎や柱、床、接合部の仕様について記載されています。
2. 壁の配置図、部材リスト
耐震上有効な壁の配置を構造図面として記載しています。
部材リストでは壁の仕様を詳細に記載し、どの壁がどのくらいの壁強さが有るかを示しています。
3. 必要耐力の算出
階ごとに地震時となる壁の耐力を計算しています。
4. 領域毎の必要耐力の算出
主に壁の配置バランスを計算するのに必要な壁の耐力を算出しています。
5. 壁の強さの算出
実際の建物の壁がどのくらいの耐力を保有しているか算出しています。
6. 耐力要素の配置等による低減係数
壁の配置バランスを「必要な耐力」と「実際に保有する耐力」で比較します。
7. 劣化度による低減係数
屋根や樋の経年劣化、外壁仕上げの経年劣化、バルコニーの手摺壁の経年劣化、排水の仕組みの確認、浴室の壁や床の傷み具合、一般床の振動や傾斜、基礎の亀裂や土台の腐朽、白蟻の存在を目視で確認した結果を示し、劣化度を点数化します。
8. 上部構造評点、総合評価
5.〜7.までを元に建物の構造評点を算出すると共に、総合評価と注意事項を示します。評点は、
1.5以上 →「倒壊しない」
1.0〜1.5未満 →「一応倒壊しない」
0.7〜1.0未満 →「倒壊する可能性がある」
0.7未満 →「倒壊する可能性が高い」
となります。
1.0未満の場合は耐震改修をお薦めします。
